東京都採用試験 Ⅰ類B[一般方式] 二次試験(口述試験)の傾向と対策

公務員試験において「面接はとても重要」
そのようなことを聞いたことがある方も多いことでしょう。

「そんなこと言われると不安だなぁ」
私はそんな気持ちで面接に臨みました。
このページを見たあなたもそのような気持ちなのかもしれません。

しかし、逆にこう考えることもできます。
「面接が上手くできたから合格できた!」

私もどちらかというと筆記試験より面接のおかげで都庁は最終合格できたといっても過言ではありません。

面接こそが山場ともいわれる公務員試験ですが、
ある程度対策して臨めば心強い武器になります。

予備校の対策講習を取った方が慣れるので良いに越したことはないですが、
対策講習を取らなくても十分に戦うことができます。
私自身、自力でどうにかしました。

このページでは、
「都庁の面接が不安である方」や「どのようなことを聞かれるか知りたい方」に向けて、
私がどのようなことを聞かれたかを紹介していきたいと思います。

あなたの参考になれば幸いです。











目次

面接カードの内容

面接試験では「面接カード」を事前に提出して行われます。
大体、当日の集合時間前に提出をし、
本番に面接官がカードを見ながら面接が行われます。

東京都庁の面接カードには、

1. あなたがこれまでに試験区分に関係して、学んだこと(研究内容)など
2. あなたがこれまで力を入れた取り組んだことについて、取組期間も含めて。(3つまで・箇条書き)
3. これまで取り組んだことのうち、成果や達成感を得た経験(1つ)について、あなた自身の行動を中心に具体的に。
4. 志望理由。
5. 東京都に採用されたらやってみたいことについて、具体的に。

といった内容を書きます。

書きにくい内容も特にはなく割とスタンダードな内容です。
これらは面接でも必ずいえるようにしなければなりません。

私が都庁の面接で実際に質問された内容

私が実際に質問された内容は以下のようになっています。
大学の友人にメールで聞かれた内容を教えていたので、たまたま残っていたので参考になれば幸いです。

・1分間で自己PR
・専門分野について何を学んだか具体的に説明。
・卒業研究で何を頑張ったのか。(面接カードの「2.」にて卒業論文についての記述をしたため)
・自分はリーダーに向いているか。
・あなたはどのようなリーダーか。
・リーダーの経験はあるか。
・人間関係における失敗談。
・国家は受けなかったのか。
・なぜ国家ではないのか。
・どのような仕事をしたいか。
・あなたが言っていることも仕事にはあるけど、一般的にはどのようなことをやるか知っている?(あえてマイナーな職務内容を前の質問で答えたため)
・あなたがやりたいと思っている仕事について、どのようなことが活かせると考えているか
・もしその仕事に付けなかったらどうするか

以上です。

これに加えてもう少し質問を受けた記憶もありますが、
概ねこのような内容でした。

「1分間で自己PRをしてください」
という質問は必ず聞かれるようです。

そのため、これについてはあらかじめ考えておいたほうがいいでしょう。
必ずしも暗記をして1分以内に話さなければ落ちることはないです。
私自身も1分以上長々と話してしまいましたし、
他の合格者に聞いても1分も話せなかったとい言っていた人もいました。
ここでは、話をまとめる力も問われるかと思いますが、
それ以上に自分をアピールする場として考えることが重要なのではないかと思います。

また、東京都は国をけん引していくことを目標としているため、
リーダーとなれるような人材を欲しています。

私が質問された内容からも分かるように、
リーダーについての質問は時間をかけてじっくりと行われました。

リーダーの経験をしたことがない人が大半かと思いますが、
サークル関係やアルバイトのリーダーなどなどなんでもいいのです。

それもやったことがない人は、小、中、高校生のときの学級委員でも部活の部長や副部長でもいいのです。
それさえもなければ、何かしら考えておきましょう。
最悪、飲み会の幹事とかでも話が上手ければ乗り切れるかと思います。

私は学級委員と高校時代の部活とバイトリーダーで乗り切りました。

私自身話し出したら止まらないような性格をしているため、
面接には不向きなのではないと思っていましたが、
無事に乗り切れることができました。

ただ、いらないこともべらべらと話したため、
予定時間を過ぎたことを覚えています(笑)











服装について

他の省庁や自治体では受験票に
「クールビズで来てください」
といった記述があります。

しかし、東京都庁にはその記述がありません。
面接が行われる時期は、都庁ではクールビズを実施しているため、職員をはじめ面接官もクールビズの姿です。

我々受験生はどうすればいいのでしょうか。
私も受験当時はかなり迷いました。
おそらくクールビズで行っても問題はないのでしょう。
しかし、受験生の大半はきちんと上着、ネクタイを着用しています。
そのため上着、ネクタイを着用したほうが無難ではあります。

その他注意事項

面接官は3人いて、それぞれの方が順番に質問をします。
面接官はクールビズだった気がします(笑)

3人のうち1人は理系の方でした。

そのため、私の場合は卒業研究に関してかなり深堀された質問をされました。
どうして、その題材にしたのか。先行研究と比較してどのようなメリットがあるのか。
アプリケーションはどのようなものを想定しているのか。などなど。

理系のしかも電気工学を学んでいないとこのようなことは理解もできないですし質問もできないと思うので、
理系出身の面接官がいたということは間違いないです。

文系の方の二人もおそらくは事務系と政策系の方なのかと思いますが、
私の場合は無難な質問しかされませんでした。

面接で話す内容は何についても構わないかもしれませんが、
学生時代頑張ったことと東京都でなんとしても働きたいというアピールができて、
それが面接官の方に伝われば合格への道も開けるかと思います。











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