東京都採用試験 Ⅰ類B[一般方式] 一次試験論文試験の対策











論文試験では2問出題されます。
解答時間は1時間30分で、文字数は1000~1500字程度です。
字数制限は守らないと不合格になるので気を付けてください。

問題の大まかな流れとして、
(1) 資料を読み取り、それに関する課題や意見を200字程度で記述
(2) (1)における課題において東京都は具体的にどのようなことを取り組むべきかを記述
となっています。

上記からわかるように、
論文試験では東京都が行っている政策を知っているかにより、論文の質が変わってきます。
東京都の政策をある程度調べておくと書きやすくなるでしょう。

しかし、理系の受験生は文系の受験生に比べて論文の練習量が少ないため、
高得点者が比較的少なく、あまり差がでないと考えられます。

政策を調べておくことは面接でも重要となってくるため、
はやい段階で行っておきましょう。

私自身は論文試験の対策は全く行いませんでした。
理系大学生は時間内でまとまった文章を書く練習はしていないかもしれませんが、
日々、レポート等に追われているため、文章を書く訓練は日々行っていると思います。

そして、なにより1時間30分は時間が長く、すらすらと書けていれば時間があまります。
そのため、特別練習をする必要はないかなといった考えのもと練習はしませんでした。

しかし、本番になって後悔したことがあります。

一つ目は手書きであるための修正の困難さです。
私も大学生のときレポートにずいぶんと苦しめられた経験があるため、文章を考えること自体は比較的容易にできました。
大学のレポートはWordで書いています。つまり、パソコンでキーボードをタイピングすることにより文章を書いていきます。
パソコンでは書き直したいことがあったり、途中に付け加えておきたいことがあっても容易に行えます。
しかし、東京都採用試験の論文試験は手書きのため、文章を書いている途中に増やしたいことがあっても、簡単にはできません。
文章を消すのは大幅な時間ロスになります。
そのため、簡単なフローを書いてから論文を書くことを強くお勧めします。
私もフローを書いて論文試験に臨んでいましたが、それでも途中で直したいゆえに文章を段落単位で消すこともしました。
そのようなことがないためにも練習は必要かなと思いました。

二つ目は漢字です。
普段はPCで文章を書いていたため、予測変換で容易に適切な漢字を文章に挿入することができます。
しかし、私は本番で漢字を度忘れしたゆえに、文章の言い回しを変えざるをえなかったり、苦肉の策としてひらがなで記述するといったことが多々ありました。
意外と漢字は書かないと忘れてしまうものです。
私のようなことにならないように十分に注意して下さい。











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