公務員試験は有名大学の方が有利なの?公務員に強い大学は?[公務員を考えている高校生必見!]

大学では公務員試験の対策が充実しているようなところも多くあります。
しかし、公務員のが合格者の出身大学を見ていてもほとんどが有名大学であることが多いです。
公務員試験は有名大学出身者の方が有利なのでしょうか。

当サイトの意見としては、
公務員試験において出身大学の影響はない
です。

本ページでは、
出身大学が公務員試験の合否に影響しないと思う根拠について考えていきたいと思います。

また、どのような大学に入るといいのかということも一緒に考えていきたいと思います。











目次

公務員試験では有名大学出身者の合格が多い理由

公務員試験では学歴は一切関係がありません。
公務員試験って高学歴な人がやっぱり有利?そんなことはない!

上記記事でもお話していますが、
公務員試験の試験官や面接官は受験者の学歴を知らされていません。
そのため、筆記試験や面接試験(人物試験)では学歴による加点、減点は一切ありません。

しかし、国家公務員や都道府県庁、政令指定都市やその他市区町村に勤める公務員の方は、
高学歴の方は多いです。
これは公務員試験合格においてある程度の学力は必要であるということがいえます。

公務員試験の筆記試験では、
専門試験と教養試験といった大きく二つに分けることができます。

教養試験では、
センター試験レベルの問題が文理問わず幅広く出題されます。

専門試験では、
事務系職であれば法学や経済学、政治学、行政学等々の科目を、
電気や土木などの工学系を含む技術系職であれば大学で学習してきた専門的な分野が試験範囲で出題されます。

そして公務員試験が難しいと言われる理由は科目数の多さです。
教養試験と専門試験を合わせると30科目程度あると言われています。

これに加えて専門の記述試験や論文試験を設ける自治体もあり、
これら全て網羅するのは難しいです。

試験範囲は広範囲であるため、勉強時間、勉強方法がとても重要です。
効率的かつ正しい勉強方法が合格の鍵となります。

理系出身の技術職であれば大学の勉強を真面目にして入れば学部によっては専門試験の対策を特別にする必要がないことがあります。
しかし、事務職の場合は専門試験ではミクロやマクロ経済学や馴染みが薄いことが多い法律の勉強もしなくてはなりません。

そのため、センター試験の延長線上に近い教養試験の方が勉強がしやすいという受験生は多いです。

これらは大学受験や大学での学習を真面目に行ってきた人たちが有利になるのは当然と言えば当然です。

しかし、きちんと対策を行えば高学歴でなかったとしても、有名大学ではなかったとしても、
公務員試験での合格は十分に可能です。











どのような大学に入学したら良いか

公務員試験で有利な大学はありませんが、
試験に向けた勉強に加え、サークルや部活そして学問など充実した学生生活を送ることが公務員試験で有利になることは間違いありません。

人物試験(面接)では今までで頑張ってきたことを学問(研究や資格など)や社会活動などについて詳しく質問を受けます。
自身をもって何かに励んだ経験は自身にもつながっていくので、充実した学生生活を是非送ってください。

本題に入りますが、
大学では1, 2年生から公務員試験に向けた基礎的な内容を講義としてカリキュラムに組んでいる大学もあります。
そして、カリキュラムに組んでいなかったとしても独自の公務員対策講座を希望者に行っている大学もあります。

一概にどの大学が強いとは言えませんが、
事務職を目指す場合であれば法律学部または経済学部。
技術職出れば土木工学、電気、機械系の学科。

これらに進学した場合は大学での専門的な勉強でより高度な学習をするため、
公務員試験での専門試験の対策は楽になると思われます。

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