公務員試験を受ける際に気にしなくてはいけないことは募集要項です。
そんな募集要項ではどのようなことが記載されているのでしょうか。
年齢はもちろん、学歴や職歴に関する制限は存在するのでしょうか。
本記事ではそんな公務員試験の募集要項について書いていきたいと思います。
公務員にも受験資格は一応あるが……。
公務員試験を受験する際には受験資格というものがあります。
しかし、基本的には年齢のみであることが多いです。
一部の試験を除けば、学歴、前職の有無、性別、障害の有無などには制限がありません。
これが公務員試験が人気である理由であるといえます。
ただし欠格事項というものがあり、罪を犯したことがあったりした場合などは受験できない場合があるので注意が必要です。
公務員試験で学歴は受験資格に影響あるの?
公務員試験の募集要項を見てみると、
大卒程度、院卒程度などの区分があります。
しかし、これらは必ずしも大学や大学院を卒業や見込みがある必要はありません。
つまり、高校や大学を中退してしまった人でも既定の年齢に達していれば「大卒程度」や「高卒程度」の試験を受けることは可能なのです。
実際、私の周りにも大学中退(高卒扱い)や大学院中退(大卒扱い)の人が院卒程度の採用試験で公務員になっている人もいます。
これは国家公務員、地方公務員に限らずそこそこの数でいるので安心して受験しても問題ありません。
学歴を気にして受験するのは損なので公務員に興味のある人は是非受験してみてください。
「受験資格があっても合格するかは別なのではないか?」
という疑問がある方も多くいるでしょう。
しかし、公務員試験で学歴を見られることはありません。
そのことについては公務員試験って高学歴な人がやっぱり有利?そんなことはない!
に理由を書いているので見ていただけると幸いです。
公務員として実際に働くと大学院卒業者から大卒、専門卒、高卒、高校中退までいろいろな学歴の方が立派に働いています。
誰の学校のレベルがどうだと考えている人は公務員には不向きであるかもしれません。
公務員試験で職歴は受験資格に影響あるの?
公務員で職歴の有無により受験できないというわけではありません。
今まで職歴がなかったような方が大卒、院卒採用枠で公務員になられたりすることも多々あります。
また、職歴一年未満で転職活動しているような方でも公務員として働いていることもあります。
その場合は面接でその理由等を聞かれるかと思いますが、
きちんと丁寧に説得力のある説明があればマイナス要素にはなりません。
まとめ
公務員試験においても受験資格はありますが、基本的には年齢のみです。
学歴、前職の有無、性別、障害の有無などには制限がありません。
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