公務員試験って若い人が有利なの?の疑問について











公務員試験を受ける人の中には転職の方もいるかと思います。
また、訳あって既卒の方もいるかもしれません。

公務員試験は若い人が有利なのでしょうか。

私はそうは思いませんでした。

なぜならば、試験中や説明会中に既卒の人を見かけたからです。

私は国家一般職の某省の官庁訪問に初日から三日目まで行きましたが、
初日は25人程度いた受験者も三日目には7, 8人になっていました。

現役の学生と既卒は半々くらいの割合でした。どちらかというと現役の方が少なかった印象です。
その中には公務員浪人をしている人や転職の方もいました。

また、地方公務員でも最終合格後の説明会で転職希望の方がいました。
その方は「有給休暇を取得して今日来ている」
と言っていたことを今でも覚えています。

このため必ずしも若いから有利というわけではないと思いました。

公務員受験では25歳以上は老人扱いされるというようなことを耳にしたことがあります。
しかし、そんなことはありません。
既卒の方、転職希望で合格されている方はたくさんいらっしゃいます。

公務員浪人をしている方は職歴もないわけですから、
年齢や学歴(詳しくはこちらを参照)、職歴というものはあまり重要視されるものではなく、
人事の方は「良い人材」や「できる人材」を探しているのだと思います。

つまり、いい人材やできる人材であれば、職歴や年齢、学歴といったものはおまけでしかないのです。

では、どのようないい人材やできる人材とは具体的にはどのようなものなのだろうか。

私も面接官ではないので詳しくはわかりませんでしたが、
公務員試験の面接はどこも似たようなことが聞かれるため、ある程度の予想はつきます。
また、官庁訪問中にいろいろとアドバイスをもらったりして、どういう人材が好ましいかも聞いてきましたので、
参考になれば幸いです。

・リーダー性があるか。
・人間関係は問題なく生活できているか。
・身だしなみは整っているか。
・健康であるか。
・ストレス耐性はあるか。
・話慣れているか。
・質問に対して適切に答えられているか。
・話が冗長にならず、簡潔かつ的確に話せているか。

ということが重要だと思いました。
また、「なんで国家(または地方)なのか」、「地方と国家の公務員の違いはわかる?」、「民間企業でもいいんじゃないの?」
といった質問は文系、理系問わず聞かれることは間違いないです。

これらの質問に対して面接官を納得させることのできる解答を用意することができれば、
その面接は勝ちといっても問題ないかと思います。

ただ、明らかに作ったものであると好印象は得られません。

面接官が知りたいのは、普段の素顔の受験生です。
つまりいつも通りの自分を出すということが最も重要なのです。

いつも通りの自分をいどう表現して、どうアピールするかということがとても重要であり、
これができるかということが合否につながります。

これを自然体でできる人材が良い人材であり、
そして面接官が欲しい人材なのです。











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