試験合格に資格は必要?
公務員試験で持ってると有利な資格ってあるのだろうか?
と心配になる方もいることでしょう。
そうでないとこのページは開かないかもしれませんが。
まず結論からいいますと、
公務員試験で有利になる資格なんてない!
私の面接での経験談
私は国家公務員も地方公務員も合格しましたが、
「普通自動車運転免許」、「TOEIC 700点」しか面接カードには書きませんでした。
あまり書くスペースもなかったということも理由にはあります。
そのほかにも、
第一種陸上特殊無線技士と第三種海上特殊無線技士、ファイナンシャルプランナー3級
といった国家資格も持っていましたが、そこまでアピールになるものでもないと思い記載はしませんでした。
結局、面接カードには「普通自動車運転免許」、「TOEIC 670点」しか書きませんでしたが、
面接官に資格について触れられることはありませんでした。
官庁訪問のときに英語得意なんだねと言われた程度です(笑)
こんな点数で得意なんだと言われてしまうなんて笑ってしまいますが。
資格についてはあまり重要視していないのでしょう。
公務員試験において資格が重要ではない理由
そもそも資格だけ持っていてもあまり評価されなくなってきた現代において、
資格の有無を気にする余裕があるのであれば、試験勉強や面接対策をしたほうが有意義に時間が使えると思います。
資格取得のみではその資格を名乗ることしかできません。
本当に社会が評価することはその資格を使った実務経験や実績です。
資格所持自体には意味がなく、実務経験や実績があって初めて評価されるのです。
その資格を取ったという意味で勉強に対する意欲を示すことはできますが、
結局はその程度です。
資格は重要ではないが面接のネタにはなる
公務員試験において資格は重要ではありません。
しかし、面接の話のネタにはなります。
私は電気主任技術者の認定を狙っていて、大学を卒業して実務経験を得れば認定がもらえるといった状態でした。
そのため、地方公務員では、
「資格を生かせるような仕事につきたい!」
と言ってみたり、
国家公務員では、
「これから法律を学んで根本から制度を変えるという仕事もあるかもしれませんが、私は他の理系受験生に比べて法規の勉強もしている分、そのようなことを勉強することに抵抗はありません!」
と嘘をついたりしたものです。
資格取得については話のネタにはなりました。
話のネタにはなるけど、結局は……。
話のネタにはなります。
しかし、結局は志望動機を力説していたときの方が食いつきがよかったです。
資格取得で好感度を上げることも可能ではあるとは思いますが、
志望動機ややってみたい仕事などの方がはるかに重要な気がします。これらをきちんと練ってから試験に臨まないといくら資格を取っていても必ず落ちます。
余談になりますが、
私は公務員にはなりませんでした。
しかし、公務員試験に合格した直後はなるかどうか非常に迷いました。
そのため合格者対象の説明会にも参加したほどです。
合格者説明会では採用されるまでにどんな資格をとればいいかと質問しました。
しかし職員の方からは「資格は入ってから取ればいい。遊べるのは今だけだから、沢山遊んでおこう!」
といった回答が返ってきました。
そもそもですが、
公務員には資格手当がありません。
以上より、
公務員試験では資格がそこまで重要視されていないと考えることもできると思います。
話のネタにするにはちょうどいいですが、そこまでアピールポイントにはならないかもしれません。
まずは資格よりも、試験勉強や面接対策を頑張りましょう!!
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